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Profile Lapo Lani

略歴

 

1968 年 イタリア共和国フォルリ県チェゼーナ Provincia di Forli-Cesena 生まれ。

 

フィレンツェ大学にて、建築学士号を取得し、主席で卒業。

建築界の指導者として名高いアンドレア・ブランヅィ氏に抜擢され、同氏の建築事務所の設計責任者として活躍。

2000 年、ミラノにて、ラーポ・ラーニ建築事務所を設立。

 

欧米、アジアにおける都市計画、住宅・商業建築に携わるかたわら、世界のコンクールにて実験的な作品を発表 ( 受賞経験多数 ) 、評論家として雑誌に寄稿するなど、意欲的に活動。

2003 年より、大手電気メーカーである、 Bticino 社のプロジェクトコンサルタントとして活躍し、

ミラノサローネにおける同社のインスタレーションで高い評価を得る。さらに、自身の幅広い経験をふまえ、

ミラノ工科大学やドムス・アカデミーにて、

 

次世代の育成にも積極的に取り組む。 2011 年、ミラノサローネにて、「空間の中の建築」を発表。現代社会に潜む課題に対して、常に新しい視点を模索し、革新し続けている。

 

 

<プ ロジェクト一例 >

Bticino 社 コンセプトショップ、オフィス アパートメントビル

ザ・アート・ガーデン リキッドシティ ( モダン・コンテンポラリー・ランドスケープ )

エスペリメンタル・デザイン

 

 

 

 

 

 

 

ラーポ・ラーニ建築事務所/Lapo Lani Architetto のホームページ

 

 

http://www.lapolani.it/

Lapo Laniさんは

2011年の フォーリサローネにも出展されています。イタリア/ミラノの新鋭の建築家です。Lapo Laniさんに フォーリサローネを体系的解説(日本語通訳付き)をしていただきます。下記の文章 Lapo Laniさんが2011年の フォーリサローネ/トリエンナーレに出展された時の作品の説明です

l a p o l a n i a r c h i t e t to
Corso di Porta Romana, 121
20122 Milano Italia
Tel./fax : +39 02 55182339
ww.lapolani.it
「空間の中の建築」

私たちは、この高度に工業化した社会の中で、オリジナルで完全なプロダクトを作り出そうと、日夜努
力を重ねてきました。しかし、それは時に人間本来の有り方を超越するような行為となってしまい、そ ういった創造活動に対して、

私は、しばしば、本当にこれでよかったのかと考えてしまうのです。

過剰に洗練された技術は、

人間の自然な身体感覚から遠く離れたプロダクトを生み出します。そのよう
なプロダクトは、市場原理に支配され、歪んだ結果に終わる可能性があります。長い時間をかけて、プ
ロダクトやその素材、製造技術が非常にハイレベルになり、日常生活に完全に溶け込んだとしても、そ
れは失われた身体感覚を補ってはくれませんし、

バランス感覚も取り戻せません。そして、生命の誕生 ・愛・葛藤・老い・死など、

人間の存在意義への深遠なる問いを覆い隠してしまうのです。技巧や技術
は機能面などで一時的に役立つ事はできても、その効果は限定的であり、ましてや、すぐに解くことの
できない、人間の存在意義に関する問いには、軽く触れる事しかできません。つまり、

工業は神秘・誘 惑・行動・悲劇・情念・破壊といった論点には決して存在し得ないのです。伝承・迷信・畏怖・信仰な
どの、人類が拠り所にしてきた存在の神秘においては、プロダクトはどのような方法でも考慮に入れら
れる事はないのです。そのかわりに、驚き・満足・癒し・楽しみといった人の気分を鎮めたり盛り上げ
たりするような出来事を創出する事はできるのですが。

世界は非の打ち所のない、実用的で美しいものであふれ、それらは暴力的で支配的で人工的な環境を構
成しています。このような状況の中、デザイナーが自ら些細で取るに足らない特徴を誇張し、自由な個
性を称賛する事は重要であるとしても、性急に答えを導きだそうとする行為には限界があるように思わ
れます。
制御不能なほど爆発的に個性を解放する事は、価値そのものを高める行為においては
バランス を欠いています。未完成・欠点・老化・もろさ・ナイーブといった感覚を内包する視点が、人々によっ て尊重され、共有され、
分かち合われる、高度な次元に私たちを取り戻すことができるでしょう。
イタリアでは常々建築とは人々が達成・実現してきた崇高なコンセプトを表しています。一部の人々は
自身の思想を(形而上学的に)絶対的な抽象状態にたどり着かせるために、重大な独自の人間性を取り
除く試みをしてきました。
経済市場から外れたフィールドに寄り道し、不毛で形のない個人主義から飛
び出し、小さなオブジェから一群の建築まで、多様なプロジェクトそれぞれでコンセプトを貫く事。
そ れによって、ようやく有用な戦略を示す事ができるのかもしれません。

出品作品の「空間の中の建築」は、増大する共同体の責任や複雑さを通して生みだされました。現代社
会の生活環境を新しく考え直すことができるはずです。

2011年 4月

ラーポ・ラーニ

 
 
 
 
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